【工場訪問レポート】北米産業 2×4パネルができるまで ― 壁式構造が生む強さと、工場生産のメリットを探る
今回の訪問先は、2×4(ツーバイフォー)工法による住宅パネルを製造する 北米産業 の工場。
工場長の案内のもと、2×4工法の基本から、現場の生産工程、そして環境への取り組みまで幅広く伺いました。
■ 2×4工法の「面で支える強さ」
工場長によれば、2×4工法は 壁式構造。柱で支える在来工法と異なり、「面」で建物を支えるため、地震時の揺れに強いことが特徴です。
過去の大地震においても倒壊事例が少ないことから、高い耐震性・耐火性が国内外で評価されています。
■ 工場で“家の壁”ができていく
製造ラインには自動化設備が並び、1日で 約100坪分のパネルを生産。
抜き床加工機での合板加工、骨組み製作、釘打ちなどの工程がスムーズに流れ、効率的で高精度なパネルづくりが行われています。
工場での一元生産により、
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現場の工期短縮
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品質の均一化
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建設現場のゴミ削減
といったメリットが生まれています。
■ 2×4工法を選んだ理由と、環境への配慮
北米産業が2×4工法を採用したのは今から 約25年前。
「地震・火災・台風に強い住まい」を提供したいという思いが、その原点にあります。
また、木材の端材は猫砂として再利用するなど、
99%以上の資材有効活用を達成する仕組みも整備。
環境負荷の少ない生産体制も、同社の特徴です。
👉 放送動画は「まっすんの陽あたり良好」Youtubeチャンネル ⇒ こちらから

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